
●Windows風ですが、Lubuntuのデスクトップです
Linuxでofficeソフトは使えるの?
LinuxのOSは有志の開発により日々改良がなされており、日常的に使用するのに十分なレベルであると思っています。
私も普段はLinuxのOSであるLubuntuを使用し、どうしても必要な時だけプレビュー版のWindows10をデュアルブートで使っています。
さてパソコンで利用頻度が高いソフトといえば、マイクロソフト製のExcelやWordなどのofficeソフトと言われるものです。
Linux用のマイクロソフト製のofficeソフトは開発されていないため使用することは出来ません。
(例外あり、後ほど書きます)
しかし心配することはありません。
officeソフトの代替として開発されているソフトがありますので、それをインストールすることでWindowsと同様に利用することが可能です。
しかも無料ですのでお金の心配は要りません。
Linuxの代表的なofficeソフト
Linuxでofficeの機能があるソフトは何種類か公開されています。
アプリケーションをパッケージインストーラーからインストールすることですぐに利用することが出来るようになります。

●調整してWindows風にしていますが、Linuxです
①Libreofficce
Windows版も公開されているフリーのオフィスソフトです。
Windows製ソフトで作成されたファイルの再現性も高く、基本的にはこれを入れていれば問題ありません。
ただし動作が少し重たいので、古いパソコンで使う場合には他のソフトを検討するといいでしょう。
②AbiWord(WindowsのWord相当) Gnumeric(WindowsのExcel相当)
どちらも動作は軽いので、Libreofficeでは動作が遅いパソコンで検討してみるといいでしょう。
しかし再現性ではやや問題あり、レイアウトが崩れる可能性があることは注意が必要です。
③Officeオンライン
マイクロソフトはオンラインサービスでofficeソフトをサービスを提供しています。
マイクロソフトのアカウントを取得していれば無料で使用することが出来ます。
Linuxでも使用できますので、オンライン環境限定にはなりますが、マイクロソフト製のオフィスを使用できます。
④Windows製officeをインストール
最初に書きましたようにLinux用のアプリケーションは開発されていませんので、裏技的な使い方になります。
LinuxにはWineという、Windowsのexe実行ファイルを起動する機能が開発されています。
これを利用してWindows用のofficeを動作させるわけです。
私はoffice2000をLinux上で使っていますが、驚くほどスムーズに動作します。
※ただしたまに異常終了することがあります。メインで使うのは難しいですね。
他にもGoogleドライブ上ではブラウザ専用でofficeソフトも使えますね。
Linuxだからといって心配することはありません。
基本的にはWindowsに負けない良いOSですよ。