新型コロナの関係でついついスマホを使う時間が増えている今日この頃です。
高速モードで使っているとヘタをすると速度制限になりかねないので、改めて低速モードで快適に見られるブラウザを探していました。
いや、テキスト中心であればLightning webBrowserで十分なのですけどね。
鬼のように速いですから。
しかしYoutubeや写真付きのサイトを見るときにLightningの設定を変えるのも面倒ですし、そもそもYoutubeはLightningだろうが遅い。
そんなことで主に動画+たまに写真付きのネットサーフィン用に新たにネット閲覧方法を考えてみました。
以前にfirefox liteの記事も書きましたが、動画はやはり低速SIMではしんどいのですよね。
YoutubeのLite版について
Googleが公開しているアプリでGOシリーズという軽量版アプリがあります。
YoutubeもYoutube GOという名前で軽量版アプリとして公開しているのですが、開発者サービスを入れていないと動作しないようです。
(私の端末はメモリーの関係でGoogle開発者系アプリは入っていません)
ということで断念。ほかの選択肢を探します。
圧縮Ploxyの利用について
自宅やVPS上で一旦WEBデータを圧縮してスマホで表示される、プロキシーを使えばパソコン上で軽量化されたものをスマホで表示することが可能です。
画質も指定できますので、Opera miniの圧縮機能を自前通信環境で再現するイメージですね。
しかしながら私の自宅のパソコンはWi-Fi環境であり、この通信容量はスマホと共有しています。
要は高速通信のWi-Fiで圧縮し、低速モードのスマホで表示するぐらいなら最初からスマホを高速モードにすればいいだけです。
あくまで私の場合は圧縮プロキシサーバーを構築することにあまり意味がなかったのでこちらも断念です。
Chrome ライトモードについて
結局ブラウザ標準機能で圧縮機能があるブラウザを使うことにしました。
圧縮機能がある有名アプリはChromeとOpera mini。
Operaは個人的に不安もあるので、Chromeを使うことにしました。
圧縮機能があることは昔から知っていますし、使ったこともありますが今回導入することも決めたのは昨年から軽量化機能が強化されていたためです。
まず使い方ですが、Chromeの設定項目でライトモードをオンにします。
Chromeをさらなる高速化 Lite Pages
Android版Chromeに搭載されたライトモードはデータ節約に効果がある機能です。
しかし普段お目にかかることは少ないかもしれませんが、低速状態であれば軽量版ページを表示するというさらなる高速化を行ってくれます。
この軽量化ページがなかなか強力なのです。
Googleのキャッシュ情報を利用するらしく、仕組み的にはAMPに近いものなのでしょうか。
基本はアプリのLite版と同じように通信速度がまだ遅い国を中心に提供している機能で、サイト表示に時間がかかるとアプリが判断した場合にこの軽量版ページが表示されます。
ただ低速SIMを使っている側としては常時軽量ページ固定にしておきたいです。
そこで以下のように設定することで、常に軽量ページが優先になります。
まずアドレスバーに“chrome://flags#force-effective-connection-type”と入力し、2G以下の低速回線を選択します。
これで常時低速回線と認識されますので、Lite pagesが有効になります。
また自動で機能が無効化されてしまう場合は“chrome://flags#ignore-previews-blocklist”を開いて、 “Enable”としておけばいいです。
低速SIMが嘘のようにサックサクになりますよ。
もちろん通常に高速回線の場合でも通信容量節約に有効です。
もう一段高速化を進めたいのであればjavascriptを無効にしましょうか。
これだけでかなり体感速度が上がります。
またChromeが便利な点として、特定のサイトについてはScriptを有効にすることが可能です。
例えばYoutubeについては有効にしておくとか。
ところで最初の目的だったYoutubeを快適に見ることですが、Chromeのライトモードで無事に実現しました。
もちろん画質は最低に落としていますが。
ついでのTwitterも軽量ページだと凄まじく速いです。
見た目はかなり簡素になりますが。
今はニュース等はテキストをガンガン見たいときはLightning、写真付きや動画を見るときにはYoutubeを使うようにしています。