Linuxを使用する際の日本語入力環境
Linuxに限らずWindowsやスマートフォンでも同じことですが、文字を入力する際にはIMEというもののおかげで入力することが出来ているわけです。
標準のIMEをそのまま使い続けてもいいですが、特に日本語の場合には文字変換が必須になりますので、変換効率の高いIMEを使用することで文章入力をスムーズに行うことが出来るようになります。
お勧めのIMEはGoogle製のMozcというものです。
WindowsやAndroidではGoogle日本語入力という名前で公開されています。
そのオープンソース版でLinuxで使用することが可能なIMEです。
検索エンジン最大手のIME
さすがGoogle製のIME、変換効率や操作性が高く、非常に使いやすいです。
私はWindowsにもGoogle日本語入力を使用しています。
また日本語と直接入力の切り替えの際に下記の画像のように現在の入力方式が表示されます。
最初は違和感を感じるかもしれないですが、慣れてくると現在の入力方式が確認しやすく快適です。
ちなみに私はAndroidスマートフォンもGoogle日本語入力を使っています。
改めて見直すと自分がGoogle製のものをよく利用していると実感します。
Linuxでのインストール方法
Windows版とAndroid版は検索してインストールするだけなので、説明する必要もないでしょう。
Linuxも基本的には簡単です。
・コマンドでインストールする方法
sudo apt-get install ibus-mozc
ターミナルで上記コマンドを入力してインストールしてください。
その後設定の「キーボード・インプッドメソッド」でmozcを有効化すればOKです。
また変換候補がカーソル直下ではなく、画面下部に表示される場合には、以下コマンドで修正出来ます。
sudo apt-get install ibus-gtk ibus-gtk3 ibus-qt4
・パッケージマネージャーでインストールする場合
Synapticパッケージマネージャーを起動し、「Mozc」で検索しインストールすればOKです。
非常に優秀なIMEなので、ぜひ活用してくださいね。