Greenifyというアプリについてご存知でしょうか?
Androidでrootを取得された経験のある人であれば実際に使われたことがある人も多いかもしれません。
私が調整していたAndroid4.1をXperia SO-01Bで使うときには非常に重要なアプリと言えます。
(というよりメモリの関係上使わざるを得ない)
このGreenifyですが、Androidのアプリを「休眠」させてくれるという素晴らしいものです。
この休眠というのがGreenify独自のものなのでわかりにくいですが、要はアプリを一時的に停止してくれるというものなのです。
アプリを休眠させるメリットについて
そもそもなぜアプリを休眠させる必要があるのでしょうか?
Windowsであれば×ボタンを押すことで起動させているアプリケーションを終了させることが出来ます。
一方でスマートフォン(iOSやAndroid)は基本的に起動し続けるという仕様になっています。
ある程度の数のアプリが動作してメモリが圧迫されると自動的にアプリを停止させるという仕組みになっているのです。
さらにGoogle Mapなどのアプリは停止させても自動的に再起動してくるので、メモリを圧迫する原因となるのです。
そこで必要な時にだけアプリを使って、終了後は任意のアプリを自動終了させるというのがこのGreenifyの仕組みなのです。
アプリを休眠させるより無効化させればいいじゃないかと思われるかもしれません。
確かにAndroid4.0以降はプリインストールされているアプリは無効化させることで動作不能にさせることが出来ます。
(削除ではありません。削除はrootを取得しない限り不可能です。)
しかし無効化させてしまうと次に使いたい時にわざわざ有効化させなければ起動させることも出来なくなります。
また後でインストールするアプリ(一般的なアプリ)は無効化することが出来ませんので、削除以外の選択肢が無くなるのです。
Greenifyの休眠はアプリを一時的に停止させている一方で、アプリを起動することは通常通り可能です。
ちなみにGreenifyの休眠のトリガーは画面オフです。
画面を消すとバックグラウンドでアプリが休眠されていくというわけですね。
またショットカットのウィジェットから任意のタイミングで休眠させることも出来ます。
非root状態でも使うことが可能です
root状態の方が使いやすいのですが、非root環境でも使用することが可能です。
実際に私は非root端末でインスタグラムのアプリを休眠させるように設定して使っています。
(インスタグラムが動いているとメモリがすぐパンクするもので)
もっともパソコンから投稿できるようになったので、スマホからのインスタの投稿も大幅に減りそうですが。
話がそれてそれてしまいましたが、基本的な使い方は非root状態でも同じです。
Greenifyで休眠させたいアプリケーション
まずはインスタグラムではないですかね。
軽く200MB以上のメモリを持っていきますので、メモリ1GB程度の端末ではなかなかしんどいのです。
次にGoogle Mapと行きたいところなのですが、無料版のGreenifyではプリインストールのアプリは休眠できません。
(Xperia 4.1のカスロムはその関係でGoogle Mapをプリインから外しています。)
有料版を使うか諦めましょう。
あとはアプリの使用状況を見て大きなメモリーを使っているアプリを選択していくといいでしょう。
特にメモリーが小さな端末ではその効果を大きく実感することが出来るはずです。
☆ちなみにGoogle Play開発者サービスは尋常ではないメモリーを使っているのですが、これを無効化させるとGmailなど様々なGoogle製サービスに影響が出ます。
Playストア自体は無効化しても使うことが出来るのですが、開発者サービスを無効化させるかどうかはどのようなアプリを使っているのか確認してから実行するようにしましょう。