Windows 10を使って逆テザリングをしよう

私のブログを見てくれている人でテザリングのことを知らない人はおそらく少ないでしょう。
テザリングというのはスマートフォンなどのデータ通信を他の端末と共有する仕組みのことです。
繋ぐという言葉の通りデータ通信をつなぐ意味合いを持っています。

テザリングでよく使われているのがスマートフォンをパソコンに対してテザリングするという使い方です。

この場合通信の親はスマートフォン、パソコンは電波を共有してもらうかわという立場です。
もしくはタブレットなどの端末をスマートフォンの電波と共有するという使い方でしょうか。
いずれにしてもメインはスマートフォンということが今までは多かったです。

今回ご紹介するのはいわゆる逆テザリング。
主となる端末はパソコンです。

イメージとしてはパソコンに LAN ケーブルを接続しておきそこから電波を共有して他のパソコンやスマートフォンで電波を受信するというイメージです。

Windows 7以前から存在していたらしいのですが私がその存在を知ったのはつい最近のことです。
どうも Windows 10のアップデートに伴いメニュー画面が変更していたようです。
画面上わかりやすい場所にインターネット共有ボタンの出現していました。

ちなみに我が愛する Linux でも逆テザリングは可能ですが、 Linux を使用している方でその説明は不要でしょう。



実際の使用イメージ

さて実際の運用イメージです。
例えば自宅に LAN ケーブルはひいているけれども、無線 LAN の機械を持っていないという時にノートパソコンその代用として使うことが考えられます。

レアケースかもしれませんけどね。
24時間パソコンつけっぱなしにするというのもエコではありませんのであくまで一時的な対応方法という考え方になるでしょう。

もう一つは移動先で固定LANケーブルに接続する代案として用いる方法でしょうか。

最近出張が多いので出先でパソコン使うことが非常に増えました。
Wi-Fi も持っているので基本は Wi-Fi を使って作業するのですが1ヶ月のデータ通信枠も決まっているので無制限に使い続けるわけにもいけません。

そういった時に出張先に置いているパソコンをお借りしてそこのネットワークにつなぐという方法が考えられます。
もちろん出張先で LAN ケーブルを繋げばいいだけの話なのですが IP アドレスをその都度変更するのも意外とめんどくさいので。
Wi-Fi を使う場合と違い出張先のネットワークに入ることができますのでプリンターや共有フォルダーなどより便利に使用することができます。

私個人として2番目の使い方が主な使い方になっています。

実際の使い方

スマートフォンのテザリング機能を使っている方にとっては特に難しいことではありません 。
Windows 10の設定画面を開き ネットワークと インターネットの項目を選択。

その後モバイルホットスポットの設定をすれば OK です。

一度設定しておけばタスクバーのネットワークの項目からモバイルホットスポットオンにするだけでインターネット共有が可能です。

簡単でしょ?

そんなわけで私が出張先でLANケーブルやWi-Fiにつなぐことは今後大幅に少なくなりそうです



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