Androidを2in1スタイルのパソコンとして活用してみよう

最近、Windowsの2in1スタイルのパソコンを購入したため基本的なパソコン操作はこのWindows10の2in1パソコンを使っています。
OSはWindows10であり基本的に困ることはないのですが、たまに「これがLinuxだったらなぁ」と思うことはあります。
特にバックグラウンドで自動的に何か更新されていると、やはり何か不信感を抱いてしまうのは私だけでしょうか。
この2in1のパソコンにLinuxを入れようかと思ったのですが動作が少し不安定になるらしく、今のところは様子を見ています。



あえてLinuxを使いたい理由

私がLinuxを入れたい理由の一つがOS自体の堅牢さ、それと余計な動作をあまりしないということがあります。
余計な動作をしないというのは、意図しないバックグラウンドでのデータ通信などといったことですかね。
私が日常的に使っていたのはLubuntuというOSなのですが、このOSの場合はアップグレードする時に任意でファイル更新をすることによってソフトウェアやOSが更新されます。
正直このぐらいの更新頻度でいいのです。
仕事用にパソコンがもう一度買ってもいいかなとは思うので、Linux搭載のパソコンも考えたのですがサブパソコンはそんなに使うものでもないので躊躇している状態です。

やはりAndroidの活用を検討しています

同じ2in1スタイルでも手軽に入手できるAndroidの端末を使ってできないものか考えてみました。
Androidのタブレットで10インチのものを使えば、私が今使っているWindowsの2in1パソコンと同じ画面サイズです。
Androidのタブレットの中古品で探せばそこまで高くなく準備することがきるのでお手軽かつ省電力で機動性も高いです。
用途によってはWindows10のこのタブレットよりもよほど便利かもしれません。
(もちろん使用用途によりますが)
Windows10のタブレットを使っていて感じたのが、ビューワーとしての機能であればやはりAndroidやiOSの方が優れているのではないかということです。
さて2in1ということはやはりキーボードとの一体化が必要なわけですが、タブレットケースでなかなかいいものを見つけました。

Amazon.co.jp: 10.1インチ タブレット用キーボード付きケース microUSB ブラック : パソコン・周辺機器
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10インチタブレット入れるタイプのケースなのですがキーボードの一体化ができています。
つまりタブレットをケースの中に入れることによってノートパソコンのように使うことができます。
ケースから取り外せば純粋なタブレットとしてもちろん使うこともできます。
折りたためば一体化して運ぶことができますので、持ち運びを手間ではありませんね。
もう一つの候補としては普段使っているこのスマートフォンをパソコンとして使う方法です。
この場合はキーボードやマウスだけを別で持ち歩くことになるのですが、スマートフォンを置くために何かしらの土台を持ち運ぶなければいけません。
100円均一なのでスタンド的なものも発売されていますので携帯性の高いものを選択すればいいかもしれませんね。
この場合は画面サイズはある程度我慢しなければいけません。

AndroidをPC代わりにする工夫について

さて肝心の操作性です。
アンドロイドはなかなか便利なのですが、パソコン用途として使うとなると少し工夫が必要です。
オフィスについてはマイクロソフト社の公式アプリを入れておけば特に困ることはないでしょう。
Windowsのモバイル版のアプリと基本的には似たようなレイアウトで使うことができます。
最近であれば他にも編集可能なフリーのオフィスソフトも増えてきていますので、
場合によっては使い分けするといいかもしれません。
オープンオフィスやキングオフィスなど何種類か存在しています。
他にもマイクロソフト社のオフィスが無料で公開されたことで、全体的にフリー化が進んでいるように思います。
一方で広告が表示されるようになりましたが、これは致し方がないことでしょう。
ブラウザーに関しては特に困ることはないはずです。
FirefoxやChromeなどパソコンで人気のブラウザもAndroidで一般的によく使われていますのでそのまま使えるため問題はありません。
複数タブを開いても操作やFirefoxであれば一部のプラグインなどもそのまま使うことができます。
後はメール関係ですね。
メールもGmailやPC関係の送受信ができるメールアプリなど幅広く存在しています。
基本的にはGmailを中心に使っていけば問題ないとは思うのですが、お好みで選択してください。

最後はやはりファイルマネージャーの問題がありますMicrosoftやLinuxであれば最初から標準の
ファイルマネージャーがはいっており困らないのです。
基本的にそのまま入ってるものをそのまま使えば問題ありません。
LubuntuであればPCManファイルマネージャーというものが入っており、動作性も軽くファイルマネージャーとしての機能は十分、もちろん広告は表示されることはありません。

しかしAndroid端末の多くは標準のファイルマネージャーはありません。
そこでアプリストアから自分で任意でファイルマネージャーを入れることになるわけなのですが、これがなかなか一長一短がありアプリによっては不正なデータを送信される可能性があるようなものもあり、意外とアプリの選定が難しいのです。
一昔前であればESファイルマネージャーというものが、非常にアプリのレベルも高く人気だったのですが、最近ではかなりアプリに問題が発生してきているようで使わないことをお勧めします。
セキュリティ面に問題がある以上使わない方が賢明でしょう。

残念な変化を遂げたESファイルエクスプローラ
残念な変化を遂げたESファイルエクスプローラ
Androidをフォルダ単位で管理するには「ファイルマネージャー」と呼ばれるアプリのインストールが必須です。 標準でインストールさ...

私が使っているアプリはファイルコマンダーというものでこれはRoot権限を取得することができませんが、端末上やSDカードまた外部接続させたUSBメモリーなど必要なデータの移動や編集をすることができますので特に不具合を感じることはないはずです。
ただし広告は出てきますがこれについては他のアプリでも基本的には表示されますので諦めましょう。
正直Android版のPCmanファイルマネージャーが登場してくれれば非常に嬉しいのですが実現はむつかしいでしょうね。
このようにアプリの使い方をきちんと整理すればAndroidのスマートフォンやタブレットパソコン代わりとして使っていくことも意外と可能なのです。
印刷についても対応可能なものも増えてきていますので、事前に確認しておけば結構なんとかなるものかもしれません。
デスクトップ環境での編集がどうしても必要なのであればdebian no rootなどの環境に切り替えすることでLinuxのアプリケーションを使うことも可能です。
例えばLinux上で印刷範囲の編集やレイアウトなど微調整をしておき、PDFの状態でAndroid上に保存しておき、Androidから印刷かけるというそんなことも可能なわけです。

Android版マルチウィンドウについて

後はAndroidに望まれていることがマルチウィンドウの存在です。
Androidも最近のOSではマルチウィンドウも使えるようにはなりましたが、やはりWindowsに慣れているからすると少し使いづらいという印象ではないでしょうか。
Android版のマルチウィンドウでは基本的には画面を二つに分割して同時にアプリを使うというのです。
便利ではあるのですがやはり少し使いづらい。
AndroidをベースにしたRemix OSというものもありますがこちらはかなりWindows10に近いレイアウトになっており、マルチウィンドウもWindowsに間違えるほどのクオリティです。

Remix OSでパソコン上に最高のAndroid環境を
Remix OSでパソコン上に最高のAndroid環境を
過去何度か私のブログに登場していながらもご紹介したことの無かった「Remix OS」を今回はご紹介致します。 Android X8...

Androidもこのようにデスクトップバージョンとモバイルバージョンと切り替えることができればより操作性も高くなるのではないでしょうか。
つまりキーボードやマウスをつないでガンガンパソコン用途で使いたいのであればRemix OSに近いレイアウトに切り替えることができればいいのではないかということです。
かといってスマートフォンとして使いたい時にRemixOSのようにマルチウィンドウでどんどん出てきても反対に使いにくかったりしますので、その辺の切り替えができればグッドです。
将来的にはGoogleさん頑張って作ってください。
そんな感じでサブパソコンとしてはAndroidを中心にしてパソコン型タブレット端末として使っていくのもなかなか面白いのではないかと思います。

私は当面仕事の外出中は手持ちのスマホか、7インチの初代ドスパラタブレットを中心に使っていくことになりそうです。



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