Windows XPは使い続けることが出来る?

先日Windows Vistaのサポート終了についてブログで書きました。
Windows XPといえば2014年にとっくにサポートが終了しているOSですが、なんとか使い続ける方法は無いものかなと思いましたので、幾つか方法を考えてみました。
先に結論を書きますとセキュリティのサポートが切れたOSを使うよりやはりパソコンかOSを変更するべきですが、ソフトの都合上などでどうしてもXPを使い続けるという方もいると思いますので書いておきます。

インターネットに接続しない、またUSBメモリーを接続しないというのが基本です。
しかしそれでもパソコンの意味をほとんど果たしませんので、以下のように対応していきます。

Windows XPを使う上で最低限やっておくこと

これをやっているから大丈夫、というものでもありませんが、更新プログラムのインストールは確実に行いましょう。
SP3(サービスパック3)の適応、使っていないのであればjavaやadobeのソフトのアンインストールはやっておくといいでしょう。
またブラウザはIE(インターネットエクスプローラ)を使ってはいけません。
少し前であればGoogle Chromeがあったのですが、Chromeですらサポート切れになりましたのでfirefoxなどのブラウザの最新版を使うようにしましょう。

USBの自動実行を停止

WIndows7以降のパソコンを使っていればわかりますが、USBメモリーを接続しても自動実行されることはありません。
SPではUSBを認識すると自動実行するようになっており、悪意のあるプログラムすら実行する危険性がありますのでこれを無効化していきます。

こちらのサイトが参考になります。

ウィルス対策ソフトを利用する

当然ですがまだXPに対応しているウィルス対策ソフトをインストールするようにします。
これも過信してはいけませんが、何もしないよりは入れている方がまだ安心です。

更新プログラムを継続利用出来るようにする

レジストリを変更することで2019年まで更新プログラムを受け取ることが出来るそうです。
(私自身は既にXPを所持しておりませんので検証はしていません。)
ただし元々が法人用の組み込み向けOSを対象にしたアップデータを強引に適用する方法なので当然保証対応外の操作になります。
またこの操作を行うことがライセンス内の許されているのかわかりません。
自己責任の範囲内でグレーのようではありますが。

ちなみにVista以降のパソコンではファイルを直接編集出来る部分は制限されており、基本はデスクトップやマイドキュメンドなどのユーザー用のフォルダへデータを保存するようになっています。
(システムの重要部分の変更が許可されていない。またファイルの保存も出来ない)
一方でXPはというとCドライブ直下であろうと自由に保存、編集することが可能です。
これをレジストリを変更することで制限かけることが出来れば少しはセキュアに使うことが出来るかなと考えたのですが、残念ながら方法を見つけることが出来ませんでした。

XPを新たにインストールする場合のご参考(17.10.09追記)

XPリカバリー後windowsアップデートする2017年5月 | パソコンりかばり堂本舗
KB3067903(2017.9.9追記)当サイトの話ですが、WEBサーバーのバージョンアップに伴い、XPのI

あまり無いケースかもしれませんが、XPを再インストールする場合に参考となるサイトをご紹介いただいたので追記しておきます。
依然として多いXPユーザーの方の悩みを解決するご参考になればと思います。

そもそもXPの利用用途は何に使っていますか?

使い方によってはWindows XPにこだわる必要はありません。
私のブログ内でも何度か書いているLinuxのOSに変更したほうが快適にパソコンを継続して使うことが出来ます。
インストールや設定などで確かに覚えることも多いですが、これは例えWindows7や10に変更しても少なからず発生します。

XPのOSも消さずに残しておけばLinuxとWindowsの両方使用するという選択肢も可能です。

インターネットの閲覧やExcelやWordを少し使いぐらいであればLinuxでも同等のソフトは存在していますので心配要りません。
ただしプリンターや外付け無線受信機などは一部使えない機種もありますので事前確認しておきましょう。

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