Android端末が安い理由

スマートフォンやタブレット市場ではAndroidやiOS、またWindowsといったOSが存在していますが、その中でも価格的に安価で購入し易いのでAndroidを搭載いている端末です。

特に7インチタブレットであるGoogle製のNexus7が発売された際にはその性能の高さと割安な価格に驚かされたものです。

しかしなぜAndroid端末は価格的に割安な値段で発売することができるのでしょうか?



Android OSの価格

AndroidのOSはオープンソースで開発されており、基本的には無料で使うことができます。
そのためOSのライセンス料の費用負担が無いことから端末を安価で発売することができるのです。

※厳密には完全無料というわけではないようです。
以前にカスタムロムのcyanogenmodがGoogleとトラブルになることがありましたが、結果的にGoogle製アプリを同封しないということでカスタムロムを認めた経緯があります。
Google製アプリを搭載して発売するとなるとGoogleの審査が必要となるようです。

OSをオープンソースに出来る理由について

しかしOSを開発するとなると相当な労力と費用が必要になるはずです、
なぜGoogleはオープンソースで公開することが出来るのでしょうか?

それはビジネスモデルがマイクロソフトやappleとは大きく異なることが理由でしょう。
Googleが目的としているのはOSやハードを売ることによる収入よりも、Android製の端末を多くの人に使ってもらうことによって、結果的にインターネットのアクセスを増やし広告収入を増やすことです。
そのため割安な値段でスマートフォンを販売してもGoogleとしては特に問題ないわけですね。

Windowsも無料のOSがあります

一方でWindowsも無料のOSが存在しています。
とはいえそれはインターネットからダウンロードしてインストールするよなものではなく、小型タブレットを発売するメーカーに対して提供されるという形のようです。
最近Windows製タブレットが割安な値段で発売されている背景にはそのような理由があるようです。
おそらくAndroidの急伸に対抗してのものでしょう。
いずれにしても価格競争でユーザーが割安な値段で入手できるようになるというのはいい傾向です。

Windows10がリリースされてWindowsのOSとしては最後のナンバーとなるはずです。
今後はパソコンが壊れない限りは永続的に使えるOSとなっているわけですが、それに対抗してAndroidとiOSがどのような進化をしていくのか楽しみです。



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