高い山はどうして寒いのだろう? 気温が上昇する理由



山はどうして寒くなるの?

飛行機に乗っていてふと思ったことがあります。
ご存知の通り飛行機が飛ぶような高さでは気温が非常に低くなっています。
飛行機の中にいるので快適に過ごすことが出来ますが、生身で外気に触れれば下手をすれば死んでしまうかもしれません。
しかし高さが高くなるほど気温が低くなるというのは何故なのでしょうか?
太陽から発せられる熱によって気温が上昇するわけですから、高くなるほど気温が高くなっても良さそうですが、実際には反対に気温が低くなります。
これではギリシャのイカロスの話と反対ではありませんか。

標高の高い山は年中雪が積もっている

高い場所ほど気温が下がることは山を見ればわかりやすいですね。
日本でも標高の高い場所というのは一年間を通して雪が溶けることはなく、年中雪に覆われています。

気温上昇は空気が関係

実際には太陽との距離というのは地球の中に限ってはあまり関係ないらしいです。
とてつもない距離が離れている地球と太陽では数キロ程度変わったところで大差ありません。
ではなにが変わるのかというと、地面との距離と空気の密度です。
太陽光は一度地球に降り注ぎ反射した熱が空気中に含まれることによって暖かくなるのだそうです。
空気は標高が高くなればそれだけ薄くなります。

また標高が高くなればそれだけ地面との距離の当然離れますので、これらが原因で高い場所ほど気温が低くなるようですね。
一見すると太陽に近づけばそれだけ暑くなりそうなものですが、一概にそうでもないようです。
ギリシャのイカロス氏は太陽に近づきすぎて羽を固めていたロウが溶けて落ちることになってしまいましらが、実際には凍えてしまうことになりそうです。



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