堆肥作り ミミズコンポスト

堆肥の作り方でも特殊です

コンポストの基本は好気性発酵か嫌気性発酵で生ごみを発酵分解させることで堆肥を作ります。
しかし特殊な方法としてミミズを利用して堆肥作りをするという方法があります。
環境を整えれば特に難しいことはありません。
大切なのは生ごみを分解することの出来る数のミミズと排水機能、それと定期的な生ごみの投入(ミミズの食べ物)です。
気温にも注意が必要で、あまりに高温になるとミミズが死んでしまいますので直射日光が当たらずに、温度が上がり過ぎない場所に設置することが必要です。

ミミズは畑の見方です

土を掘り返すとミミズを見かけることも多いでしょう。
ミミズは土の中を移動しながら食事と排泄を行います。
このミミズの糞が良い肥料成分になるのです。
ただミミズであれば何でもいいわけではありません。
畑で一般的に見かけるミミズはフトミミズという種類ですが、ミミズコンポストで使うミミズはシマミミズと呼ばれる種類です。
数を揃えるのはなかなか大変ですので、通販などで購入するのが一番確実でしょう。

実際に活用するためには

ミミズが逃げないように注意して毎日少しずつ生ごみを投入すれば大丈夫です。
ミミズは毎日自分と同じ体重程度の生ごみを食べますので、生ごみと等量程度のミミズが必要になるわけです。
特に環境に問題がなければミミズは卵を産んで増えていきます。
数が増えればそれだけ分解速度も早くなります。
ミミズの糞は作物を育てる上で必要な栄養素や微生物が豊富に含まれており土作りに非常に効果的な方法と言えるでしょう。
ただしミミズが相当数存在することになりますので、見た目が耐えられない人はやめておいたほうがいいですね。

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