Excel上でデータベースを管理する際に私が実際に使っている小技を少しご紹介していこうと思います。
計算式とVBAを利用してデータベースを管理する際に重点を置いていますので少し変わった計算式が多くなるかもしれません。
今回ご紹介するのは「LEN」関数です。
このLEN関数ですが、計算式で =len(参照セル) とすることで、参照したセルの文字数を表示することの出来る計算式なのです!
これだけでは何に使うかわからないかもしれません。
いや、確かに大した使い道はない計算式なのですが、データベースの文字入力数を制限する必要がある時なのにはこの関数を使うことがあります。
また文字数によってVBAを分岐させる場合などに使うこともありますが、いずれにしても使用頻度は多くはありませんが、知っているとどこかで役立つかもしれません。
LEN関数の使用例1
決められた文字数で入力する必要がある時にこの計算式が活用できます。
参照先のセルに対してこのLEN関数を使うことで文字数を表示させます。
例えば「あいうえお」であれば5というようになるわけですね。
文字数の上限を超えた場合に条件付き書式などでビジュアル的にわかりやすく表示させることで、文字数超過を防ぐことが出来ます。
LEN関数の使用例2
もうひとつの使い道がVBAなどでの条件分岐で使う方法ですね。
ExcelではVBAを呼ばれるプログラムを使うことで作業を自動化することが出来るのですが、この分岐条件に文字数を使うのであればこのLEN関数が最適です。
10文字以下ならAのプログラム、11文字以上ならBのプログラムというように分岐させることや、オートフィルターを併用してデータを分けることも簡単ですね。
このように少しマイナーなLEN関数ですが、実は使い方次第では結構便利な場面もあります。
なんかExcelで文字数数えたいな〜、という時にはこの関数を思い出してあげてください。