トマト栽培の天敵、連作障害について

トマトに限らないことですが、ナス科の植物は同じ種類の作物を植え続けると生産量が現象したり何らかの不具合が出てくるため好ましくないと言われています。
これを連作障害と言い、数年間周期で輪作することを推奨されることが多いです。
しかし私のように家庭菜園の面積に限りがある場合は限界があります。
特に私はトマトを集中的に作りたいためなんらかの対策をすることが必要です。



なぜ連絡障害になるのか?

そもそも同じ作物を植えているとどうして不具合があるのでしょうか?
大きく分類すると土壌障害、生理障害と線虫害の3種類あるようですね。
いずれも土に同じ作物を植えることで土中の成分が偏ることで現れる不具合です。
そのため根本的に土を入れ替えれば当然連作障害が起きることは無くなるわけですが、そんな大量の土があるわけもなく、コンポストを利用して対策しようと思います。

コンポストを利用して連作障害防止

どこまで効果があるのかわかりませんが、私は基本的にコンポストに土を投入する以外にはなにも対策はしていません。
生ごみなどと混ぜることである程度栄養分のバランスは整えることが出来るはずですし、好気性発酵の段階で病害虫の多くは減少させることが出来るはずです。
畑の規模によっては素直に輪作しているほうが楽かもしれません。
私の家庭菜園は規模も小さく、また冬場は作付け面積も小さいので冬場にコンポストで使用すれば春までには再び使えるようになるようです。

冬場の好気性発酵について

さて問題になるのが冬場は気温も低いので好気性発酵での温度上昇があまり期待することが出来ません。
そのため分解には夏場より一ヶ月以上長い時間を見ている方がいいでしょう。
また防寒対策など行うことも大切です。
堆肥作りも意外と気を使うことが多いですが、美味しい野菜のために頑張りましょう。



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