Linuxタブレットを使いたい!

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Androidをパソコン代わりに

タブレットを持っている人であれば一度は考えることだと思います。
この大きな画面を利用してパソコンの代わりに使えないかなと。
私はipadは持っていませんが、Androidは長年愛用しています。
大きな画面となかなかのメモリーでネットサーフィンや画像閲覧で割と便利ではあるのですが、どうしてもパソコンに比べると不便な点があります。

確かにマウスとキーボードをタブレットに接続することで、パソコンのような操作性を実現することは可能です。
テキスト中心の作成など簡単な内容であればそれでも大丈夫ですが、画像を編集することや表計算をするなどの「何かをゼロから作る」という作業はAndroidではなかなか大変です。
(無理をすれば出来ないことも無いのでしょうが)

そこで私が考えたのは、AndroidタブレットにLinuxをインストールすればいいという内容です。
エミュレーターでもいいので、例えばubuntuを動作させることが出来ればLinuxの豊富なアプリケーションとデスクトップ用のUIを使用することが出来ます。
タブレットで出来る作業の幅が一気に増える!と考えたわけです。

私は大量の機械に囲まれているのはどうも苦手で、出来るだけシンプルにしたいのです。
(Android自体もLinuxの一種ではありますが、あまりにも異なるものなので割愛しますね)

AndroidにLinuxをインストール!

調べてみると幾つか方法が見つかりました。
簡単なものから一筋縄ではいかないものまで様々です。

1 Nexusにubuntuをインストールする
2 debian no rootを使う
3 Complete Linux Installerを使う
4 (例外リモートデスクトップを使う)
他にもありましたが、メジャーなのはこの辺だと思います。

1 Nexusにubuntuをインストールする

Nexus7 Nexus10向けにubuntuをクリーンインストールするROMが開発されていました。
カスタムロムの容量でインストールするようですが、私の愛用しているのはある意味伝説となった初代ドスパラタブレットです。
Nexus用のROMは使用することが出来ません。
操作性はやはり重めだそうですね。常用は難しいかもしれません。

2 debian no rootを使う

ある程度の性能があればインストールすることが可能です。
Google playからアプリをインストールするだけでdebianを使用可能になる神アプリです。
以前にこのブログ内でもご紹介したことがありますが、手軽にLinux環境を実現したいのであればこのアプリ一択でしょう。
しかし初代ドスタブ君はそんなユーザーに優しい端末ではありません。
当然の如くこのアプリはインストール出来ませんでした。

3 Complete Linux Installerを使う

血の涙を流しながら実際に使用したのがこちらのアプリです。
実際にこのアプリ自体はインストーラーとしての役割のみで、他にも幾つかのアプリを使用することになりますが、Andorid内にLinux環境を構築することが可能です。
Androidは消えてしまうわけではなく、同時に動いている状態ですね。
バックグラウンドで動いているLinuxにVNC接続でGUIを操作するという使い方になります。
office系ソフトも実際に使うことが出来、Androidの可能性を感じることが出来ました。
(残念ながら私の端末では操作ミスで環境を消してしまいましたが)
デスクトップ環境はLxdeを使っていました。

4 (例外リモートデスクトップを使う)

これは機械を集約する本来の趣旨から外れますが、一番簡単かもしれません。
普段使っているメインパソコンにタブレットから接続し、リモート操作します。
当然ながら接続先のパソコンの機能をフルに利用することが可能です。

Linuxタブレットも販売されている?

海外では最初からLinuxが搭載されているタブレットも販売されているようです。
日本では見かけたことがありませんが、クオリティの高いものであれば今後Windowsタブレットとの2択になる商品に成長していくのかもしれませんね。
今後が楽しみです



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