野生のトマトはどんな形?



トマトは私の大好きな野菜です。

生で食べるのもいいですし、トマトジュースやスープ、ソースなど様々な場面でトマトは活用することが出来ます。
私達の身近にあり食事の際に口にする機会も多いトマトですが、野生で育っている姿はどんな状態なのでしょうか?
日本で見かける姿は支柱を立ててそれに合わせて上に伸ばしている方法で栽培しますが、もちろんそれはトマト本来の成長方法ではありません。

そもそも野生のトマトはどこにあるの?

トマトの故郷は日本ではなく南アメリカにあります。
アンデス山脈やガラパゴス諸島などの雨の降らない地域で自生しているため元々乾燥に強いという特徴を持っています。
寒さにもある程度強く、真冬の氷点下になるような気温には耐えられませんが、10度以下の低い環境でも育つことが可能です。

野生のトマトの形について

さて野生で育っているトマトは日本でよく見かけるような上に伸びるような形ではないそうです。
日本でも家庭菜園で野放しに育てていると見ることが出来ますが、トマトは上ではなく、横にどんどん伸びていきます。
横に伸びていき根を張るというのがトマト本来の形のようです。
また本来はトマトは多年草であり環境が整えば数年間成長することも可能らしいです。
日本には四季がありますので難しいですが、トマトがコンスタントに収穫できたら便利でしょうね。

トマトは虫を食べる?

信じがたいですがトマトは虫を栄養にしているという話を耳にしたことがあります。
とはいえ直接食べるわけではなく、茎などで捉えて動けなくした状態で餓死させた後に土に落ちたものを栄養にしているそうです。
トマトが元々水分の少ない環境で育っていたことを考えると生きていきための進化の過程でこのような形態になったのかもしれませんね。



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