パソコン関係の記事を多く書いている当ブログですが、実は家庭菜園の内容も密かに書いています。
冬場は畑も休養中でしたが、これからは家庭菜園関係の記事も増えていくと思います。
家庭菜園をしている方の多くが経験されていると思いますが、土作りが結構大切であったりします。
そのために堆肥作りなどを行っているわけですが、やり始めると野菜のお世話よりも堆肥作りの方に時間を費やすことが多いかもしれません。
家庭から出る生ごみが短時間で土に戻っていく様子は見ていた結構面白いですよ。
場合によっては湯気が出るほどの高温になるなど、理科の実験をしているようです。
堆肥の栄養分を有効に使いたい
堆肥は生ごみや枯葉などを材料に発酵分解することで作っていきます。
私は嫌気性発酵と好気性発酵の2段階に分けて分解を進めていくようにしているのですが、嫌気性発酵で適度にドロドロになったものが酸素に触れることで急速に分解されていきます。
【関連過去ブログ】
堆肥作り 好気性と嫌気性の組み合わせ
空気に触れるようにしてから2〜3日で多くが分解されているはずです。
しかしこの分解工程で大切な栄養分も減少していくようなのですね。
完熟堆肥は完全に有機物を分解して状態で非常に扱いやすいのですが、肥料成分をしてはあまり期待することが出来ないと言われています。
土壌改良としての役割が大きいのです。
しかし折角なので生ごみの栄養分を野菜に上手く活用したいですよね。
EMバケツを使っているのであれば液肥を取ることも出来るそうなのですが、私の自家製発酵層ではそんなことも出来ないので他の方法を考えてみます。
嫌気発酵の生ごみを野菜に与えてみる
嫌気性発行後のまだ栄養素が残っている状態で野菜に与えたいわけですが、そのまま土に撒いては悪臭でとんでもないことになります。
また動物に掘り返されても困りますので、何らかの対策が必要です。
そこでよく市販されている液体肥料をヒントにペットボトルを使って嫌気肥料を使ってみる方法を試してみることにしました。
【手順】
1.ペットボトルを半分に切ります。
2.カット後のペットボトルの7分目ぐらいまで嫌気発酵済みの堆肥を入れます。
3.野菜から少し離して地面に差し込みます。
これで少しずつ栄養分が地面に染み込み野菜の栄養分になるはず!
ということでテスト的に実行することにしました。(結果はまた追記します)
ビジュアル的にあまり宜しくないので、家族に怒られないように見えにくい場所に置いています。
さてさて上手く行くといいのですが。
土の保水性のためにマルチング
話は変わりますが日当たりが良すぎるのか油断すると地面がすぐに乾燥しすぎてしまいます。
梅雨時期はまだともかく夏場をこのまま迎えるのもしんぱいなので、全体的にマルチングしていくようにします。
マルチングといっても畑に生えてくる雑草をひたすら野菜付近に置いておくだけです。
遮光すれば雑草の発芽防止にもなり、少しは栄養分になるでしょう。
雑草マルチングをし始めてからダンゴムシとゾウリムシが一気に増えてきましたが野菜を食べないとええのですが。
梅の樹近くにはツル系植物が大量発生しますのでハサミで適度にカットして藁代わりに撒いています。
キュウリも今年は順調に成長していますので、これからトマトと共に豊作になることを期待しています。