格安スマホ(格安SIM)には様々なプランが存在していますが、価格的に一番安いものはデータ通信専用の通信プランです。
安いものであれば500円以下の非常にリーズナブルなプランもあるのですがデータ通信専用ということで当然電話をかけることが出来ません。
電話を発信出来るプランであれば通信専用のプランと比較してだいたい700円近く高くなります。
電話をある程度利用されるのであればそのプランを使えばいいのですが、対して電話は使わないけれども念の為に電話出来る環境にしておきたい。
もしくは割安な料金で電話したいというのであればIP電話を検討してみましょう。
IP電話も様々な企業で提供されているのですが、今回ご紹介するのは「FUSION IP-Phone SMART」というサービスです。
月々の維持費が脅威のゼロ円、つまりタダです。
電話を発信して通話した時に限り料金が発生する仕組みになっています。
FUSIONのIP電話の特徴
契約の際にはクレジットカードが必須です。
クレジットカード1枚に対して一つのIP電話番号が割り当てされますので、追加で複数の番号を所持することは出来ません。
口座引落などの方法ではFUSIONのIP電話は契約することは出来ませんので、もし持っていないのであればクレジットカードから作成する必要があります。
格安SIMを契約する場合にも多くの企業がクレジットカードが必須となっていますので作っておいて損はありません。
インターネット上で契約手続きが終われば後はIP電話用のアプリケーションで登録すればすぐに利用可能になります。
アプリケーションは固定ではなく様々なアプリで利用可能です。
昔私が使っていた頃には公式アプリも存在していなかったのでcsipsimpleというIP電話アプリを使っていました。
これも非常に素晴らしいアプリで、今でも常用出来るクオリティなのですが、今はFUSIOの公式アプリでSMARTARKというアプリケーションが誕生しています。
プッシュ通知にも対応しており電池持ちも改善されます。
csipsimpleは初期設定が少し面倒な部分もありますので、取り敢えずすぐに使えるようにしたい場合にはSMARTARKを使いましょう。
月々の基本料は無料、通話料は30秒単位で計算されており、30秒あたり8円という通常の携帯電話回線での通話料と比べると非常に安い価格設定となっています。
(csipsimpleについては改めてブログに書くつもりです)
留守番電話機能について
FUSIONの便利な機能の一つが留守番電話のメール通知です。
通話中や気づかなくて電話に出ることが出来なかった場合に留守番電話機能が働き、着信通知と録音したメッセージをメールで送信してくれるのです。
(留守電サービスは無料で使うことが出来ます)
IP電話だけでなくちょっとして留守番電話の機能としても活用することが出来るわけですね。
応用の使い方としては通話し放題の電話で、通話中に受信した際の転送先をIP電話へ設定しておくことで受信確認と簡易留守録としての機能を無料で使うことが出来るわけです。
改めてIP電話を紹介した経緯について
久しくIP電話を休止していた私が改めてIP電話関係の記事を書いたのは、iijmioのファミリーシェアプランでSIMが一枚増えたために昔メイン端末として使ったいたXperia SO-01Bをサブ端末として復活させることとなったためです。
基本的には低速モードで運用しておきテザリングでのポケットwifi代わり兼カメラとして使うことになるのですが仕事中はともかく、休日にスマホを2台持ち歩くのは面倒です。
そこでIP電話を使えるようにして、メインスマホの転送先をIP電話とすることで休日はメインスマホをあまり持ち歩かなくても良い状態にしようと考えました。
受信に対する課題はそれで解決出来たのですが、発信は050のIP電話の番号を使わざるを得ないのですが、そこは妥協するしかなさそうです。
私のように二台持ちでは無い場合にもこのIP電話は通話料削減で効果的です。