冬場のトマト栽培について

tomatos

トマトと言えば夏に食べるものという印象がある野菜です。
事実収穫出来るのは6月〜10月頃までで、寒くなってくるとトマトを育てているという人を見かけることはまず無いでしょう。
トマトもある程度気温が下がっても枯れることは無いのですが、さすがに氷点下まで下がってしまうと枯れてしまいます。
冬には基本的に育てることは出来ないと考えた方がいいでしょう。
長年そのように考えていました。
今年はテスト的に秋にもトマトを育てており、結果的に収穫することは出来ましたが、やはり夏場ほど大量に収穫することは出来ませんでした。



神戸の町中でトマトを見かけました

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私は平日の昼食後は運動のためにウォーキングをするのが日課なのですが、町中で育っているトマトを見つけました。
それも神戸のルミナリエも終わった真冬であるにも関わらず、実もついており割と元気に育っています。
大きさから考えると秋頃に種から発芽したのでしょうか?
なぜ町中の路上にトマトが育っているのかは実に不思議ですが、なによりも冬場にトマトが元気に育っていることが不思議でした。
ちなみに私の畑でも実は数本残して育てています。
夏場にたくさん収穫できたものが一本と、どこから種が入ったのかレタスを植えている土から急に芽が出てきた一本の合計二本です。

レタス横から種から生えてきた木のほうが青々としており元気があります。
そう考えると春から育てて古いトマトよりも、若いトマトの方が冬を越す可能性が高いのかもしれません。
花は付いているのですが、肝心の虫が飛んでいないために着果するのは難しいかもしれません。

冬にトマトを食べるためには

本格的な農家であれば当然ビニールハウスを使用されているのでしょう。
ある程度の温度を維持することが出来るので一年間を通してトマトを生産することが可能です。
しかし家庭菜園レベルではビニールハウスを準備することは現実的ではありません。
私も当然持っておりませんが、そのような場合にはせめて室内で育ててあげればある程度収穫を期待することが出来そうです。
高さを決めてプチトマトを育てるぐらいであれば室内でもなんとか可能でしょう。

ちなみに秋に収穫したトマトの実ですが、青い実が多かったために窓際に置いて赤くなるのを待っていました。
順調に赤くなり、夏と変わらない美味しい味を楽しむことが出来ましたが、やはり収穫量は少ないですね。



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